今回はご遺族様より大事なお骨をお預かりする「代理散骨」で、
二組様のセレモニーとなりました。

出発時はあいにくの雨模様。

ですが海の波は穏やかで、船が揺れることも少なく
散骨地へと到着しました。

まずはお酒で海を清め（献酒）、お花を海に（献花）。

お預かりしたお骨を海へ環し（散骨）、
（※お骨を入れる袋は、環境に配慮し「水に溶ける紙袋」を使用しています）

改めて献花後、故人様の喉が渇かないようにと、お水を海へ（献水）。

最後に散骨した場所をぐるりと周り、汽笛を鳴らして最後のお別れ。

故人様も安らかにお眠りいただけることでしょう。

船から降り、橋を渡れば目の前の「リゾラテラス天草」でお食事をすることも。
スロープもありますので、車椅子の方でも安心してご利用できます。

気づけばいつの間にか雨も上がり、夏の海へ。

散骨とはお骨を大自然に返し、安らかにお眠りいただきたいと願う葬送の儀式の一つです。
故人の意志やご家族様の思いなど、さまざまな理由で行われる、これからの新しい葬送の儀式の一つです。

6月初旬に行われた散骨。

当日は故人様の誕生日でした。
お花でケーキを作り、迎えることのできなかった誕生日を船上でお祝い。

海に献酒をし、花びらで献花。
散骨セレモニーも滞りなく終えることができました。

汽笛を鳴らし本当に最後のお別れを。
故人様も安らかにお眠りになられるでしょう。